まえがき
チームワークを劇的に高める数字の使い方
課長にとってもっとも重要な会計は・・・・
勝ち組企業に共通する数字感覚
プロローグ〜なぜ、課長に会計力が必要なのか
1.共通言語としての会計
2.会計でビジネスを’コントロール’する
3.課長が見るべき財務3表のポイント
第1章 値引きはどこまでしてよいか〜売上と利益の関係
1.10%の値引きで数量50%アップは得か損か
2.少しの値引きが利益に与えるインパクト
3.10万円の値引きと、30万円のオプションどちらが得か
4.マッサージチェアを何台売ればもとが取れるのか
5.広告宣伝費と利益の微妙な関係
コラム〜なぜ吉野家は牛丼を280円で売ったのか
第1章のまとめ
第2章 資金繰りに困らないために〜運転資金の計算方法
1.運転資金とは何か
2.運転資金が増えることによるデメリット
3.運転資金を減らす3つの方法
4.資金繰りの楽なビジネス・大変なビジネス
ケーススタディ〜有利な資金繰りは諸刃の剣〜NOVAの運転資金
第2章のまとめ
第3章 ’勘定合って銭足らず’を避ける技術〜キャッシュ・フロー計算書
1.黒字倒産はなぜ起こるのか
2.キャッシュ・フロー計算書のポイント
3.商品ライフサイクルとキャッシュ・フローの関係
ケーススタディ〜NOVAのキャッシュ・フロー計算書から破綻の徴候を読み取る
第3章のまとめ
第4章
儲かるための「コスト」の基本〜変動費と固定費
1.会社で発生する2種類のコスト
2.黒字と赤字の分岐点〜限界利益と損益分岐点売上高
3.なぜインターネットビジネスは儲かるのか〜ビジネスの種類とコストの関係
ケーススタディ〜生徒数の減少で大きなダメージを受けたNOVA
4. V字回復はなぜ起こるのか
第4章のまとめ
第5章 予算がわかれば’会社’が見える〜予算の作成
1.予算の種類
2.会社の予算はこう作られる
ケーススタディ〜予算の作成
(1)当期純利益から営業利益の数字を計算する
(2)各部署で発生するコストを集計する
(3)営業部門で稼がなければいけない売上総利益を計算する
(4)必要な売上高を計算する
コラム〜三越伊勢丹グループの中期経営計画
第5章のまとめ
第6章 予算を達成するための数字の見方〜予算実績分析
1.予算実績分析のポイント
2.ケーススタディ〜予算実績分析
(1)全社レベルで分析する
(2)責任単位で分析する
(3)販売費及び一般管理費を分析する
(4)売上と売上原価を分析する
(5)まとめ
コラム〜経営環境が業績に与える影響〜なぜ任天堂は業績予想を修正したのか
第6章のまとめ
第7章 勝ち組企業の「儲け力」〜利益を増やす発想法
1.営業利益を増やす3つの方法
2.売上を増やす4つの方法
(1)集客数を増やす
(2)顧客単価を上げる
(3)購入率を上げる
(4)リピート回数を増やす
3.コストを削減するときの注意点
(1)戦略に合わせたコストダウンを行う
(2)アウトソーシング(外部委託)を検討する
(3)IT投資の注意点
ケーススタディ〜資生堂のブランド戦略
第7章のまとめ
第8章 経営の効率とスピードを上げる〜ERPシステムとは何か
1.会社の中のシステムはこうなっている
2.システムを使った在庫の削減
3.資産を減らす3つのメリット
4.なぜERPシステムは使えないのか
コラム〜吉野家と任天堂の株主のプレッシャーに負けない経営
第8章のまとめ
第9章 予算よりプロセスを管理する〜未来の管理会計
1.予算の問題点
(1)予算の作成に多大な労力を必要とする
(2)できるだけ低い目標を立てようとする
(3)経営資源を適切に配分することが難しい
(4)実際のビジネスを行うときと前提条件が異なる
(5)数字という目標を与えられても優秀な社員しか達成できない
(6)月次決算の数字では間に合わない
(7)企業の長期的な利益を損なう可能性がある
2.問題点の解決方法
(1)予算作成支援システムの使用
(2)数値管理からプロセス管理へ
(3)個人の業績評価の見直し
3.脱予算経営
第9章のまとめ
巻末 課長におすすめ経営本
あとがき〜軍師は数字で考える
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望月 実の著書
1.問題は『数字センス』で8割解決する(2008.7.9)
ビジネスマンにもとめられる「数字センス」とは、
現場で直面する問題を数字を使ってバランス良く解決できる能力です。
そこで本書では、マーケティング、時間管理、プレゼン、セールスなどの身近な題材を通じて、自分の力を何倍にも高めてくれる数字センスについて説明します。
問題は『数字センス』で8割解決する紹介ページ
2.有価証券報告書を使った決算書速読術(2008.1.30)
成果を上げている営業マンのように「できる人」は、
有価証券報告書を道具として使い、決算書から必要な情報を取り出しています。
「できる人」がどのように会計を使っているかを知りたい人は、ぜひご覧になって下さい。
決算書速読術紹介ページ
3.会計を使って経済ニュースの謎を解く(2007.3.15)
世の中は情報化社会になりましたが、情報が増えるほど本質が見えにくくなります。
会計をマスターすると今まで見えなかった、数字の裏にある本質が見えるようになります。
細かい数字や知識を使わずに説明してありますので、
今までに会計や決算書の本を読んでも面白いと感じなかった方におすすめです。
会計を使って経済ニュースの謎を解く紹介ページ
4.<数字がダメな人用>会計のトリセツ(2006.7.6)
私は簿記の勉強をはじめたときにイメージがわかずに、とても苦労しました。
そのような経験から『会計のトリセツ』では起業家を主人公としたストーリーを楽しみながら
日商簿記2・3級レベルの内容が理解できるように工夫しています。
<数字がダメな人用>会計のトリセツ紹介ページ
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