簿記を会計と一緒に学ぶと、使える会計と簿記をマスターできます
     

『経済丸わかり〜公認会計士が教える使える知識』 
                    Vol.28 2006/3/28

簿記を会計と一緒に学ぶと、使える会計と簿記をマスターできます

 

1.すっきり分かる 国家予算(6)
2.無料レポート紹介
3.メルマガ紹介
4.編集後記

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こんにちは。
アカウンティング・インテリジェンスの望月です。

だいぶ暖かくなってきましたが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

平成18年度の国家予算が衆議院では3月2日、
参議院では3月27日可決され、成立しました。


私としては小泉総理の最後の予算なので
「三位一体の改革」についてもっと
つっこんだ議論をして欲しかったのですが
色々なスキャンダルを議論している間に予算が成立してしまいました。



それでは、今回は「三位一体の改革」は平成18年度までに
どのような効果があったかを説明したいと思います。




(1)◆◆◆すっきり分かる 国家予算(6)◆◆◆


「三位一体の改革」とは、以下の3つの政策を行うことによって
地方分権を進めていこうという改革でしたよね。


(1)国庫補助負担金の削減
   
国庫補助負担金とは、特定の業務等の使い道を指定して
国から地方へ交付される資金のことをいいます。

(2)地方交付税交付金の見直し


地方交付税交付金とは使い道は限定されず、
地方が自由に使用することができる「一般財源」です。
地方公共団体の間で生まれる税収の格差を調整するという役割があります。

(3)国から地方への税源移譲



それでは、実際に「三位一体の改革」はどのような成果があったかを
総務省のHPにある「平成18年度地方財政計画の概要」を使って
説明させていただきます。


http://www.soumu.go.jp/iken/zaisei.html



まず、国庫補助負担金については、次のように説明されています。


国庫補助負担金 4.7兆円の改革(削減)

(改革の内訳)

税源移譲      3兆円
スリム化による削減 1兆円
交付金化      0.7兆円




国の収入である所得税の割合を減らして、
地方の収入である住民税の割合を増やすという方法で
3兆円の税源移譲を達成する予定になっています。

交付金化というのは、今までは使途を指定した国庫補助負担金として
地方に支給していた金額を交付金化(一般財源化)することによって
地方に対する国のコントロールを減少させることを目的としています。




また、地方交付税については平成16〜18年度で
5.1兆円の抑制と記載されていますが、
具体的な内訳が記載されている資料を見つけることができませんでした。


ちなみに地方交付税の金額は次の数式で計算しています。

地方交付税の額=基準財政需要額−基準財政収入額

基準財政需要額とは標準的な公共サービスを行うのに必要なコストを、
基準財政収入額とは地方税の税収見込額を表しています。

つまり、地方公共団体が標準的な公共サービスを行うのに
不足する金額を国が補填するのが地方交付税です。




「三位一体の改革」により、国と地方に流れるお金の割合が変わってきます。
そのため国は国の負担が減るように改革を行おうとしますし、
地方は地方で現在より不利にならないように改革を行おうとします。


現在の行われている「三位一体の改革」は地方財政の独立よりも
国の負担を削減するという要素が大きいため
地方公共団体にはいろいろ不満な点が生じており、
その内容がHPで公開されています。

皆さんもお住まいの地方公共団体のHPをご覧になられては
いかがでしょうか。



それでは、次回からは新テーマ「お金って何?」を考えてみたいと思います。

非常に根本的な疑問ですが、
なぜお金は価値をもって流通しているのでしょうか?

なぜ、日本円はは財政破綻したロシアのように暴落しないのでしょうか?

そのあたりを考えていきたいと思います。




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最近、高橋貞夫さんの『〜人生の踊り場を迎えた〜団塊の転職』
を読ませていただきました、

その中で感じたことは、何かを失うということは、
新しい何かを手に入れるチャンスだということです。

私も高橋さんと同じく日本の不景気を表現した「失われた10年」
という言葉には違和感を感じます。

この10年間は決して失われたのではなく、
新しい何かを創り出すための時間ではなかったのでしょうか。

もっと言えば、新しい価値観を創り出す必要があり、
そのために日本中が頑張っていた時間だと思います。(望月)




団塊世代1000万人が大量退職する20007年目前です。
現実には、すでに早期退職等で大流動が始まり、
「団塊の世代」の生き方が新聞や雑誌などで話題になっています。

「日本の知」と言われる団塊世代、実状はそう甘くありません。
役職が重いほど、再就職が難しい現実を見つめながら、
修羅場をくぐりぬけた著者が同世代へのエールを送ります。

震災復興、倒産、退職、中小支援企業への転職……
元そごう神戸店長が書いた渾身の書。
団塊世代はもとより、「人生の踊り場」からの一段目を
昇りたい全ての方々におすすめします。

『〜人生の踊り場を迎えた〜団塊の転職』
(高橋貞夫著 出版文化社刊 ISBN: 4883383342 税込 \1,400)
http://tinyurl.com/n2p42






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